手漉き和紙による フィルムモノクローム作品

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updated 2018-10-18

セルゲイ草柳
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                      撮影:藤岡耕太郎氏

1940年、神奈川県横須賀市に生まれる
1970年、宮崎県の山中にて8年間暮らす。のちに英国を中心にヨーロッパ各地を放浪
1981年、福岡の現在の地でアトリエ「グレンコーの北」を主宰
フィルムによるモノクローム写真を撮り始め独自の境地を探求、
独学・無所属にて現在、九州の山奥で見つけた手漉きの和紙を用いて
印刷紙を自分で造りそれにすべての写真を焼き付けている。

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個展・出展】
●2016年●
11月
◆フランス・パリのルーヴル美術館B1Fにてfotofever Parisに作品を出展(フランス)
11月18日~12月25日
◆田川市美術館 開館25周年記念 アーティストの反骨精神『沸点』に出展

●2015年●
11月
◆フランス・パリのルーヴル美術館B1Fにてfotofever Parisに作品を出展(フランス)
10月16日~28日
◆富士フィルムサロンにて個展(福岡)
9月 4日~10日
◆ギャラリー・アートグラフにて個展(東京 銀座)

●2014年●
◆フランス・パリのルーヴル美術館B1Fにてfotofever Parisに作品を出展(フランス)
◆福岡県立美術館にて個展(福岡)

●2013年●
◆富士フィルムサロンにて個展(福岡)

●2012年●
◆福岡県立美術館にて個展(福岡)
◆UP FIELD GALLERYにて個展(東京) etc....

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『僕は 何故 手漉きの和紙を使うのだろうか』


深い森の中の1本の樹が、切られ、蒸され、

そして、痛みつけられてできる手漉き和紙を、

いつの頃からか僕はふと大した抵抗もなく

使いはじめていました。




使い続けているうちに、何故かこの紙たちに

哀れにも似た感じを抱くようになっていました。

同時に何とも言えない温もり をも感じるように

なっていました。




整然と並べられている店頭の野菜たちとは違い

自ら畑でつくる虫喰いの不揃いな野菜に

どこか、とても似たようなものを感じています。

決してオーバーではなく、匂いを嗅ぎ、頬ずりを

したくなるような野菜……。

このことと同様なことを手漉きの和紙から今私は

感じとっております。




私にとっての 美 とは

どなたでもそうかも知れませんが

心に確かな、不動の温もりをかんじさせて

くれるもの…です。




それひとつで生きてゆける




とゆうものです。




手漉きの和紙でのペーパーは

私にとりまして、そのための母体だと思っています。




悲しいその同志の合体から出現をすれば`よい`と

願っています。


私がレンズを向けるもの達は

わたくしの友であり

わたくしの影であり

わたくし自身である


昔も今も

わたくしは

それ以外のものに

レンズを向けていない。